令和5年度「8020 達成者表彰」
- コラム
「あらぁ!先生~、嬉しいわぁ。」「ちょっと緊張するわねぇ。」
8020 達成者表彰式の受付開始数10分前から元気な受賞者の面々が受付に来られ、お祝いに駆けつけていた主治医の先生や担当の歯科衛生士さん達に、少し緊張した面持ちでしたが、とても嬉しそうに話されている姿があちらこちらで見受けられました。
達成者の方々と身近に接してお話を伺える機会を私自身もとても楽しみにしている 8020 達成者表彰式が港区芝、麻布赤坂歯科医師会合同委員会の運営で令和 5年10月30日に港区高輪区民センターに於いて開催されました。
本年度の達成者の内訳は麻布赤坂歯科医師会74名、芝歯科医師会105名、計179名でした。また達成者の平均残存歯数は25.7本でした。
麻布赤坂歯科医師会会長の開会のご挨拶、港区長 武井雅昭様よりお祝いのお言葉を頂き、達成者表彰に移りました。
表彰された皆様は表彰状と記念のメダルを胸に武井港区長とそれぞれの地区の歯科医師会会長と記念写真に納まりました。80歳以上には見えないほど若々しくお元気で皆一様に満面の笑みが印象的で、お口の健康は全身の健康を支える柱であると実感しました。
「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」を目標に掲げた「8020 運動」がスタート したのが1989 年(平成元年)で、既に約35年が経過しています。当時は女性の平均寿命がようやく 80歳に達した頃で男性は75歳でした。実際に80歳で20本以上自分の歯を保っ ている人は 7%程で残存歯数も平均 5本程度でした。その後2013年平成25年の「健康日本21」で8020 運動の具体的目標として2022年までに50%を達成することを掲げられました。
港区は2012年に8020 達成者が全国の自治体ではじめて50%を超え目標に対し10年早い達成でした。そして現在も高水準で推移しています。
これも港区両歯科医師会の先生方の運動が実を結び港区民の歯の健康に対する意識が高まったからであると思いました。
航空会館 田中歯科からも3名の患者様を推薦させていただきました。 表彰式に参加頂きありがとうございました。本当におめでとうございます。